ANAブロンズステータス基準に到達!SFC修行前半戦の振り返り

ANAブロンズステータス基準に到達!SFC修行前半戦の振り返り

2017年の1月半ばからSFC修行を開始し、同年2月6日にプレミアムポイント(PP)が30,000 PPを突破。
ANAブロンズステータス基準に到達しました。

最初は長いように感じていましたが、いざ始めてみると何というか『あっという間』でしたねー。
そんなあっという間の時間の中には、恥ずかしい出来事もありました。

SFC修行開始

事前サービス開始まではまだ少し時間がありますが、SFC修行・ANAブロンズステータス基準到達までを振り返ります。

▽2017年4月4日にANAブロンズメンバー事前サービスがスタートしました♪

▽2017年6月にはANAプラチナステイタスに到達しています。

ANAプラチナ基準到達

目次

ANAブロンズ基準到達(30,000PP突破)までのフライト記録など

ANAプレミアムポイント30000突破
2/5のフライト翌日にPPが反映して30,000を突破

まず始めに、ANAブロンズ(30,000PP)までのフライト記録、費用やPP単価を一覧表にしてご紹介します。

スクロールできます
日付発着地運賃区分運賃(円)PPPP単価
17/1/15仙台→伊丹P旅2818,9301,39013.62
17/1/15伊丹→那覇P旅2823,6002,24710.50
17/1/15那覇→仙台P株優待32,0003,2259.92
17/1/17仙台→伊丹P旅2819,5001,39014.03
17/1/17伊丹→那覇P旅2822,9002,24710.19
17/1/17那覇→仙台P旅2829,0003,2258.99
17/1/22仙台→伊丹P旅2819,5001,39014.03
17/1/22伊丹→那覇P旅2823,6002,24710.50
17/1/22那覇→仙台P株優待32,0003,2259.92
17/1/29仙台→伊丹P旅2819,5001,39014.03
17/1/29伊丹→那覇P旅2823,6002,24710.50
17/1/29那覇→仙台P株優待32,0003,2259.92
17/02/05仙台→伊丹P旅2819,5001,39014.03
17/02/05伊丹→那覇P旅2824,8002,24711.04
17/02/05那覇→仙台P株優待32,0003,2259.92
372,43034,31010.85

ご覧いただくとすぐにわかるのですが、他の修行僧(尼)の方に比べ、実に単調・ツマラナイものになっていますよね…

仙台空港→伊丹空港→那覇空港→仙台空港というルートで、すべて日帰りの日程。
この修行ルートをこう表現して良いのかよく分かりませんが、『超鋭角の三角飛び』を繰り返してきたわけですね。

▽なぜこのようなルートなのか、なぜこのような修行スタイルなのか?という点の詳細については、下記の記事で紹介させていただいています

SFC修行というと、数々の先輩方が超効率的かつ経済的なルートを考案されていますよね。特に、かつて界隈を席巻していた海外タッチなんてシロモノは、『私もぜひやってみたいなぁ』と思ったものです。

しかしながら、私はできません。国内の泊りがけもできません。

理由は非常に簡単で、『嫁さんに悪すぎるし自分も1人は寂しいのでおうち帰りたいから』しょうもないんですが、これに尽きるんですよ。笑

ブロンズまでのPP単価は10.85で微妙だが

ブロンズまでのPP単価は10.85で微妙

ANAブロンズまでの運賃総額は約37万円、獲得PPは34,310で、PP単価は10.85となりました。
これは前述した、自らの修行ルールによるものですね。

例えば国内オンリーだったとしても、1泊できると考えれば、もっと効率良い路線を選んで全体の単価を押し下げることも可能だった1と思います。

とはいえ、これは最初から分かっていたことでもありますので、受け入れがたいものではありません。

トータルのPP単価は微妙(むしろ悪い?)一方で、仙台空港→伊丹空港→那覇空港→仙台空港というルートは、1日で6,862PPも獲得することのできる優良ルート…という見方ができなくもないかなと考えています。

スピード重視なら、全く同じルート・7回強で解脱できます。

ANAラウンジを長く楽しみたいがために始発に乗る日々

ANAラウンジ入り口

PP単価を良くするため、ここまでSFC修行のすべてをプレミアムクラスで行っています。
プレミアムクラス利用の場合、上級会員でなくともANAラウンジが利用可能ですから、使わないなんてのは実に勿体ないこと。

毎回、出発は8:00のNH732(伊丹行き)ですから、搭乗開始が7:45だとして、1時間前には空港に着いておきたい…ということで始発の電車に乗る日々が続いています。

ANAラウンジでビール
ANAラウンジでビール


先日はついに仙台空港のANAラウンジ1番乗りを果たし、しかも30分ほど『俺のANAラウンジ(笑)』と化していました。(と言っても仙台のラウンジは小さいのでそこまで「うぉおー!!」感はないのですが。)

やることと言えば朝からビールを飲み、ネットサーフィンしたりメールチェックをしたりしている程度なんですが、これが実に楽しい。

そしてあの心地よいアロマですねー。
何というか『シャッキリ』する香りだと私は思っています。系統的にはベルガモットにミントな雰囲気でしょうか。

ANAオリジナルアロマ
ANAオリジナルアロマ

家でも@aromaで購入したANAオリジナルアロマをたまに焚いてるんですが、やっぱり空港だと気分から違います。

仙台空港アクセス線始発
仙台空港アクセス線始発

こんな感じで、ラウンジで過ごす1時間なんて本当にあっという間! 朝は眠いけど、やっぱり始発で正解正解!な気持ちです。

▽ANAラウンジ(仙台空港)についてはこちらの記事で紹介しています

プレミアムクラスの丁寧な接客と優雅さにメロメロ

ANAプレミアムクラスのイメージ

プレミアムクラスで享受できる主なサービス類を、3つピックアップしてご紹介します。
はっきり言いますが、これを知ったら普通席に戻れなくなっちゃう可能性大です。

▽ANAプレミアムクラスについて・お得に乗る方法についてはこちらの記事にさらに詳しく記載しています

優先搭乗・優先降機

ANA国内線優先搭乗の案内

事前改札とANAダイヤモンドメンバーに次いで3番手ですが、機内に優先搭乗できます。
改札機前にぞろぞろと並ぶことなくすんなり・ゆったり搭乗。この余裕感がたまりません。

ラウンジを出たらできるだけ早く座り、ゆっくりしたいものですからこれは助かります。

目的地に飛行機が到着し、降機する時もプレミアムクラスが優先。機内でもPクラスが優先の旨アナウンスされます。

もともとPクラスが機内前方に位置していることもありますが、普通席なら前の方が降りるのを並んでじっと待っていたところ、それがゼロ。ドアオープンと同時にもう外です。

どちらも、この修行で初めて体験した時は『らくちーん♪』と、本当に感動しました。

広〜いシート♪

ANAプレミアムクラスで足組み

機材にもよりますが、座席の配列は2-1-2か2-3-2、シート自体も大きく、前後に余裕があります。普通席であれば、足を組む動作を取ると窮屈ですが、プレミアムクラスなら余裕も余裕、スッカスカです。

ANAプレミアムクラスのシート・パーテーション

また、小さいですが、隣の席との間にはパーテーションもありますから、深く腰掛ければなんとも言えない個室感だってあります。

もちろんひじ掛けだってそれぞれに独立してありますし、隣を気にすることなく、まさに1人の世界に入れます。

Premium GOZEN(食事)とアルコール類の提供

ANAプレミアムGOZEN

プレミアムクラスでは、Premium GOZEN(プレミアム御膳)という食事の提供があります。

搭乗便の時間帯によって朝食・昼食・SABO(軽食+お菓子)の3つに分かれるプレミアム御膳ですが、それぞれのメニューはとっても健康的な感じ。

ANAプレミアム御膳のメニュー・1月・仙台発・朝食

ある日の朝食メニューはこんな感じでした。

  • 壱の重:厚焼き玉子・ぶりの照り焼き・花蓮根・笹蒲鉾・イカと鮭の麹漬け・煮物・紅大福
  • 弐の重:牛たんそぼろご飯・赤蕪漬け

見た目はカサっとしていますが、実際に食べてみると、飲み物と合わせてボリューム的には十分かなといった印象です。

なおこのPremium GOZEN、以前は普通席でも1,800円で楽しむことができました(要予約)が、現在ではそうしたサービスの提供はないようです。

2022.12月より、プレミアムクラス機内食は「The Premium Kitchen」をコンセプトにリニューアルされました。これまでは時間帯によって「朝食・昼食/夕食・軽食」の3種類が提供されていましたが、リニューアル後は軽食がなくなり、「朝食・昼食/夕食」の2種類になっています。

ANAプレミアムクラスでビール
ANAプレミアムクラスでビール

食事に加えて、プレミアムクラスではお酒だって提供。もちろん無料です。
最初はお食事と一緒にスパークリングワイン、次いでビールというのが私のデフォになっています。
朝7時前からラウンジで飲んでるのに、機内でも飲みまくりですね。

このサッと乗って、ゆっくり飲食して、サッと降りる。こんな優雅さに加えて、プレミアムクラスは接客だってプレミアム。

搭乗すれば『プレミアムクラスへのご搭乗ありがとうございます』と挨拶をいただき、『朝刊などはいかがですか?』と聞かれ、『よろしければお召し物をお預かりいたします』の応酬。

普段の社会生活ではあまり丁寧に接されてないせいでしょうか。
沁みるんですねー。

コーヒーとフォンダンビスキュイ
コーヒーなどに付いてくるフォンダンビスキュイが美味

飛行中も結構目を配ってくれていて、飲み物などがなくなりそうな時など、実に良いタイミングでお声がけしてくれます。

こんな丁寧な接客と優雅さにもうメロメロ。現在完全に贅沢病を発動中です。
どこかのタイミングで妻にも体験させてあげたいなぁ。

同じところばっかり回って飽きないの?という問いには即答でNOを!

SFC修行は同じルートでも飽きない

ANAブロンズまで日数にして5日、合計15レグ全てを仙台→伊丹→那覇→仙台の三角ルートで飛んできました。

となると当然に湧いてくる疑問『同じところばっかり回って飽きないの?』ですが、実際にやってみて、私は、はっきりNOと言えることがわかりました。

毎回同じようで、実は毎回ちゃんと違うんですよね。自分なりに『今日はこうしてみよう』とか『あそこに寄ってみよう』『これ食べてみよう』なーんて目標を決めると、不思議と楽しいんです。

加えて、プレミアムクラスが快適すぎて、全く疲れないことも奏功しています。これで身体的な疲労があれば、当然イヤになっているのかもしれません。

実はSFC修行が始まる前まで不安でした

SFC修行でもとんぼ返りなんかせず、旅行を兼ねるようなゆったりした修行もいいかなと、当初は思っていました。

がしかし、具体的に計画を立てる段になり急遽方向転換。家庭の事情により、スピード重視でサッとプラチナ達成したい!という状況になったんですね。

仙台ベースでなるべく効率の良い日帰りとなると、伊丹経由の那覇からとんぼ返りですから、これに焦点を絞り、2016年の12月までに予約を入れていました。

『2017年のプレミアム旅割28が取りづらい問題』なんて、私のルートからしたらどこ吹く風。サクサクと毎週のように予定を詰め込むことができました。

で、代金支払いまで終えて気付くんです。『コレ、飽きないか?』と。

結局こんな心配は杞憂に終わるんですけどね。私の場合、もともと飛行機は好きですし、実際やってみると全然疲れないしサイコーじゃん♪と分かった今では、毎週ルンルンで空港に向かえています。

『乗れば乗るほど好きになる』と言っていた先輩方の言葉の意味を実感しますねー。

ANAプラチナステータスまであと16,000PP!後半はANA SKYコインで

ANAプラチナステータス・イメージ
プラチナまであと1.6万PP

1日3レグの搭乗で約6,800PPも獲得できてしまう当方のSFC修行ルート。ブロンズを超えるとあとはもう少しです。

ここまでのフライトは全部現金持ち出しでこなしてきましたが、ANAブロンズ到達により、ANAマイル→スカイコインの交換レートが1.7倍になりますから、ここで満を辞して少しだけマイルを投入するつもりです。

SFC取得の目的はマイルの特典航空券優先が主ですので、基本的にマイルはあまり修行には使わず、温存の方針。

現在のマイル残高は、実数で25万マイルオーバー。

未交換ポイントを勘案すると40万マイル超相当になっています。予定にもよりますが、早ければ今年中に北米ファーストクラスも夢ではなくなっている状況にムフフな毎日です♡

▽ANAファーストクラスでニューヨークへ行ってきました☆

プラチナ達成までのルートは検討中

ANAプラチナまでのルートを検討

仙台→伊丹→那覇→仙台は飽きないんですが、せっかく飛ぶのにいつも同じじゃなんだか勿体無く感じ始めていますので、ルート変更を検討しています。

日帰りの縛りは解けませんから、ぐるっと回る感じになるんでしょうが、できればなるべく変態性の高いもの2にしてみたいですね。笑

ブロンズの事前サービスは4月からですので、それまでを含めて、一旦SFC修行はお休みしながら計画を練ってみようと思います。

▽2017年4月4日に事前サービス開始となりました!


*実際はこんな感じでのプラチナステイタス到達となりました!

ANAプラチナ基準到達

ANAブロンズステータス到達のご褒美!?CAさんにちょっとだけお願いしてみた

ANA B787のポストカード

プレミアムポイントがブロンズ基準到達となった2/5のフライト、自分にとっては一つの目標であり、区切りだったんですよね。

この日の朝も、いつも通りの伊丹行きNH732から。

離陸後、水平飛行になると朝食が提供されますが、空腹のまま家を出ていますので、毎回サッと完食。
プレートを下げてもらったら、お酒とともにしばしゆったりした時間を味わいます。

~お酒がなくなった頃~

お飲み物のお代わりはいかがですか?

では次はコーヒーを。ブラックでお願いします。


…とここまではいつも通りです。

(コーヒーを渡しながら)今日はこれからお仕事ですか?

(!!!)


この日まで12レグ乗っていますが、雑談を振られたのはコレが初めて。

一瞬どうしようか思案しますが、こちとらばっちりカジュアルな服装ですので仕事というのも嘘くさい、ということで、思い切って白状することにしました。

仕事ではなく…実はプラチナメンバーを目指して趣味で飛行機に乗っています。

そうなんですね!ありがとうございます!


ビジネススマイルなんでしょうが、パァっと笑顔で返され、少し照れくさくなります。
そして、やらない後悔よりやる後悔の精神で、この勢いでちょっとだけお願いをしてみました

実は…今日でブロンズになるんです。
なので、もしお時間があれば、何か記念になるようなステッカーなどをいただいたりなんてできますか?

それはおめでとうございます!
よろしければ、ポストカードに貼らせていただいて、メッセージなどを添えてもよろしいですか?

(えっ!?ホントに!?)よろしいんですか?お時間あればで構いませんので、ぜひお願いします!

かしこまりました!ご準備いたしますので、少々お待ちください!

CAさんからのメッセージカード

にっこり笑ってギャレーから出てきたCAさんから、素敵なメッセージカードをいただいてしまいました。
ポストカードのデザインは787!完璧です。

仙台→伊丹は短いのでお忙しいはずなのに、丁寧に書いていただいてとっても嬉しかった♪
SFC修行前半・ブロンズ到達のタイミングで良い思い出になりました。

なんだか、飛行機に乗るのがさらに楽しく・楽しみになった気がしましたねー。
本当にありがとうございました!

修行僧(尼)はバッチリ把握されている

CAは修行僧を見ている

メッセージカードをいただいてから、少しだけお話させていただくことができました。

次はどちらへ行くんですかー?とか、今後どのくらい搭乗予定があるんですかーとか、こんな話から始まって、『ステータス目指して沢山乗られるお客様、多いですよね~』

この方をを含めたクルーは、伊丹の後、新千歳、次いで那覇へと向かうらしいのですが、
『仙台→伊丹を含めて、3便すべてご一緒させていただくお客様が今日は複数いらっしゃるんですよ~♪ 長距離の方がプレミアムポイント貯まりますもんね♪』

とのこと。

・・・修行僧(尼)のみなさま、バッチリ把握されてますよ!!
まぁ個人的には、それはそれで十分に面白いかなとも思ったりするんですけどね。

  1. 厳密にシミュレーションしていないが、良PP単価路線への移動と宿泊費を考慮しても10.85は下回ったはず ↩︎
  2. 妻からみれば今の三角飛びも十分意味不明の模様 ↩︎
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